建物を解体し更地にした場合の固定資産税について
今まで建物が建っていた土地を更地にした場合、固定資産税の価格が変わってしまうのをご存じでしょうか?
利用されていない土地であれば固定資産税もかからないはず、そう思う人もいるかもしれませんが、更地にしておくと固定資産税の額が高くなってしまいます。
よかれと思って更地にしたことで、余計な出費が増えてしまうのです。
建物を解体し、更地にした場合の固定資産税の額が高くなってしまう理由、更地にすることのメリットやデメリットについても詳しく解説していきます。
●固定資産税とは
固定資産税とは、土地や家屋を所有する人に対して各自治体から課税されるものです。毎年1月1日時点における土地、家屋の所有者がこれに該当します。
固定資産税は土地と家屋の両方に課税されるため、更地の場合とそうでない土地とで金額が異なります。
一般的に更地の固定資産税は、ほかの不動産と比較しても高くなります。
●更地にした場合の固定資産税とは
これまで建物が建てられていた土地を更地にした場合、固定資産税はどのように変わるのでしょうか?
理由として、2つのことが挙げられます。
- 建物付きの土地の場合は、固定資産税が安くなる税制になっている
- 更地であると固定資産税の軽減措置が適用されない
建物を解体して更地にすることで、従来の「建物がある土地」に比べて固定資産税が高くなるというのが税法上のルールです。日本では、マイホームを所有している人への負担を軽減するために、持ち家が立っている土地の固定資産税を安くする仕組みとなっています!
●空き家を解体して更地にする4つの メリット
1:空き家の維持にかかる費用を抑えられる
2:土地のみを売却すると買い手が見つかりやすい
3:新たに賃貸物件を建てて運用できる
4:事業に土地を活用できる
●空き家を解体して更地にする4つの デメリット
1:解体自体に費用がかかる
2:解体してしまうと固定資産税がかかる
3:古家での売却で価値が見込める場合もある
4:更地にしたからと売却金額が上がるわけではない
●更地を相続した場合に固定資産税以外にかかる費用4つ
更地を相続した場合に発生する固定資産税以外の費用について紹介していきます。
相続した更地を所有したり売却したりすることで、固定資産税以外にも費用が発生します。これらを押さえておくことで、土地を所有して運用するのか、あるいは、早期の売却を検討するかの判断材料として活用できます。
譲渡所得税 / 相続税 / 登録免許税 / 都市計画税
※※ 固定資産税を考えると更地は活用か売却が望ましい ※※
おしまいに
更地にすると固定資産税が3倍から6倍になるため「すぐに解体するよりも空き家にしておいたほうが良いのでは?」と思いますよね。
しかし、最もリスクがあるのは空き家を放置してしまうことです。十分な手入れをいていない空き家は、火事や倒壊の危険があるだけでなく、野生生物の住みかとなり近隣に迷惑をかけるケースもあります。問題が起こる前に解体し、安全な状態にしておくべきでしょう。
解体の時期や価格、また解体後の土地活用など様々な不安や疑問にもお応えし、ご納得のいく方法をご提案させていただきます。
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