冬の結露が止まらない原因とは?今日からできる対策と”家づくりでの防止策”を解説
12月に入り、ぐっと寒さが増してきました。
この時期になると、窓ガラスや壁にびっしりと水滴が…そんな経験はありませんか?

「拭くのが面倒だから自然乾燥でいいよね」と思っている方、要注意です。
実は結露を放置すると、窓が汚れるだけでなく、カビやダニの発生につながり、住宅の劣化や住まいの劣化だけでなく、ご自身やご家族の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
でも大丈夫。
この記事では、結露が起きる仕組みと、“今日からできる簡単な対策”、さらに住宅購入やリフォーム時に検討したい根本的な解決策まで詳しく解説します。
快適な冬を過ごすために、ぜひ参考にしてください!
1.そもそも、なんで冬に結露ができるの?
結露の正体は、室内と外の温度差と空気中の水分が原因です。
難しそう?大丈夫、身近な例で説明しますね。
夏に冷た〜いジュースをグラスに注ぐと、グラスの表面に水滴がつきますよね?

あれ、実は冬の窓ガラスで起きていることと全く同じなんです!
暖房で温かくなった部屋の空気には、目には見えない水蒸気がたっぷり含まれています。
この空気が冷たい窓ガラスにぶつかると、急に冷やされて「もう水蒸気のままでいられない!」となり、水滴に変身。これが結露です。
つまり、暖かい部屋 + 冷たい窓 = 結露発生ということですね。
2.「ただの水でしょ?」が危険!結露を放置するリスク
「どうせ乾くし、放っておいても平気でしょ」
そう思っているあなた、ちょっと待ってください!
窓枠やカーテン、壁が濡れたままになると、カビにとっては天国状態。あっという間に黒カビが繁殖します。見た目が悪いだけじゃなく、カビの胞子を吸い込むとアレルギーや喘息の原因にもなるんです。

◆ダニも大集合
カビが好きなのは、実はカビだけじゃありません。ダニもカビをエサにするので、カビがあるところにはダニも集まります。ダブルパンチですね…。
◆家がどんどん傷む
木の窓枠や壁が湿ったままだと、だんだん腐ってきます。大切なマイホームの寿命を縮めてしまうことに。
家族の健康も、大切な家も守るために、結露対策は必須です!
3.今すぐ試せる!結露を減らす4つの方法
「対策って、何か高い機械を買わなきゃいけないの?」
いいえ、そんなことはありません。今日からできる簡単な方法をご紹介します!
① とにかく換気!これが一番大事
結露対策の王道は、やっぱり換気です。
部屋の湿った空気を外に逃がしてあげるだけで、結露はグッと減ります。
換気のコツ:
1時間に1回、5分でOK
2か所の窓を開けて空気の通り道を作る
「寒いから嫌だ〜」という気持ちはわかりますが、ほんの5分だけ頑張りましょう!
② 部屋の空気を動かそう
扇風機やサーキュレーターで、窓に向けて風を送ってみてください。
空気が同じ場所にとどまっていると、そこだけ冷えて結露しやすくなります。弱風でクルクル回しておくだけでも効果ありですよ。
③ 加湿しすぎに注意
「乾燥対策に加湿器フル稼働!」という方、ちょっと待って。
湿度が高すぎると、結露の原因になります。快適な湿度は40〜60%くらい。もし窓がびしょ濡れなら、「部屋の水分が多すぎるよ」というサインです。加湿器の設定を少し弱めてみましょう。
④ 家にあるもので簡単対策!洗剤マジック
「毎日窓を拭くなんて無理…」という方に朗報です。
実は、台所にある食器用洗剤で結露対策ができるんです!
やり方は超簡単:
・水100mlに食器用洗剤を大さじ1杯混ぜる
・布に浸して、ギュッと絞る
・窓ガラスを拭く
・乾拭きしないで、そのまま自然乾燥
洗剤の成分が薄い膜を作って、水滴がつきにくくなります。効果は1週間くらい続くので、週末の習慣にするといいですよ。
4.本気で結露をなくしたいなら?家を買うとき・リフォームするときの対策
「毎日の対策も大事だけど、根本的に解決したい!」
そんな方のために、住宅購入やリフォームで検討したい対策をご紹介します。
① 窓を高性能なものに変える
結露の主な発生場所は窓です。ここを変えるだけで劇的に改善します。
おすすめの窓対策:
内窓をつける(二重窓):今ある窓の内側にもう1枚窓を追加。工事も比較的簡単で、断熱効果バツグンです
ペアガラスに交換:2枚のガラスの間に空気の層があるタイプ。断熱性能がアップします
樹脂サッシに変更:アルミのサッシは冷たくなりやすいので結露しやすい。樹脂製に変えるだけでかなり違います
中古住宅を探している方は、窓の性能もチェックポイントに入れておくといいですよ!
② 換気システムを整える
「換気って、窓を開けるだけじゃダメなの?」
もちろん窓を開けるのも大事ですが、24時間換気システムがあれば、自動的に空気を入れ替えてくれます。
古い家だと換気システムがなかったり、あっても古くて効率が悪かったりすることも。リフォームのタイミングで見直すと、結露だけじゃなく空気の質も良くなって一石二鳥です。
③ 断熱リフォームで快適度アップ
壁や天井に断熱材を入れると、外の冷気が入りにくくなって結露も減ります。
断熱リフォームのいいところ:
結露が減る
暖房効率が上がって電気代が安くなる
部屋ごとの温度差が小さくなって、冬のお風呂も怖くない!
断熱リフォームには補助金が使えることもあるので、お得に快適になるチャンスです。
まとめ:結露対策で、冬をもっと快適に!
結露は、暖かい部屋と冷たい窓の温度差で発生します。
放っておくとカビやダニの温床になり、家も傷むし健康にも悪影響…。
今日からできること:
こまめに換気(5分でOK!)
加湿器の使いすぎに注意
扇風機で空気を動かす
洗剤で窓をコーティング
根本的に解決するなら:
高性能な窓に交換
換気システムを整える
断熱リフォーム
結露でお困りの方、これから家を買う方、リフォームを考えている方、ぜひ当社にご相談ください!
中古住宅をお探しの際は、「この家は結露しにくいかな?」というチェックポイントもアドバイスします。すでに結露に悩まされている方には、窓の交換や断熱リフォームなど、ピッタリの解決策をご提案しますよ。
快適で健康的な暮らしを実現するお手伝い、私たちにお任せください。
お気軽にご相談くださいね!
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