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2025-12-19更新

冬の結露が止まらない原因とは?今日からできる対策と”家づくりでの防止策”を解説

12月に入り、ぐっと寒さが増してきました。

この時期になると、窓ガラスや壁にびっしりと水滴が…そんな経験はありませんか?

「拭くのが面倒だから自然乾燥でいいよね」と思っている方、要注意です。

 

実は結露を放置すると、窓が汚れるだけでなく、カビやダニの発生につながり、住宅の劣化や住まいの劣化だけでなく、ご自身やご家族の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

 

でも大丈夫。

この記事では、結露が起きる仕組みと、“今日からできる簡単な対策”、さらに住宅購入やリフォーム時に検討したい根本的な解決策まで詳しく解説します。

 

快適な冬を過ごすために、ぜひ参考にしてください!

 

1.そもそも、なんで冬に結露ができるの?

結露の正体は、室内と外の温度差と空気中の水分が原因です。

難しそう?大丈夫、身近な例で説明しますね。

夏に冷た〜いジュースをグラスに注ぐと、グラスの表面に水滴がつきますよね?

あれ、実は冬の窓ガラスで起きていることと全く同じなんです!

暖房で温かくなった部屋の空気には、目には見えない水蒸気がたっぷり含まれています。

この空気が冷たい窓ガラスにぶつかると、急に冷やされて「もう水蒸気のままでいられない!」となり、水滴に変身。これが結露です。

つまり、暖かい部屋 + 冷たい窓 = 結露発生ということですね。

 

2.「ただの水でしょ?」が危険!結露を放置するリスク

「どうせ乾くし、放っておいても平気でしょ」

そう思っているあなた、ちょっと待ってください!

窓枠やカーテン、壁が濡れたままになると、カビにとっては天国状態。あっという間に黒カビが繁殖します。見た目が悪いだけじゃなく、カビの胞子を吸い込むとアレルギーや喘息の原因にもなるんです。

◆ダニも大集合

カビが好きなのは、実はカビだけじゃありません。ダニもカビをエサにするので、カビがあるところにはダニも集まります。ダブルパンチですね…。

◆家がどんどん傷む

木の窓枠や壁が湿ったままだと、だんだん腐ってきます。大切なマイホームの寿命を縮めてしまうことに。

家族の健康も、大切な家も守るために、結露対策は必須です!

 

3.今すぐ試せる!結露を減らす4つの方法

「対策って、何か高い機械を買わなきゃいけないの?」

いいえ、そんなことはありません。今日からできる簡単な方法をご紹介します!

① とにかく換気!これが一番大事

結露対策の王道は、やっぱり換気です。

部屋の湿った空気を外に逃がしてあげるだけで、結露はグッと減ります。

換気のコツ:

1時間に1回、5分でOK

2か所の窓を開けて空気の通り道を作る

「寒いから嫌だ〜」という気持ちはわかりますが、ほんの5分だけ頑張りましょう!

② 部屋の空気を動かそう

扇風機やサーキュレーターで、窓に向けて風を送ってみてください。

空気が同じ場所にとどまっていると、そこだけ冷えて結露しやすくなります。弱風でクルクル回しておくだけでも効果ありですよ。

③ 加湿しすぎに注意

「乾燥対策に加湿器フル稼働!」という方、ちょっと待って。

湿度が高すぎると、結露の原因になります。快適な湿度は40〜60%くらい。もし窓がびしょ濡れなら、「部屋の水分が多すぎるよ」というサインです。加湿器の設定を少し弱めてみましょう。

④ 家にあるもので簡単対策!洗剤マジック

「毎日窓を拭くなんて無理…」という方に朗報です。

実は、台所にある食器用洗剤で結露対策ができるんです!

やり方は超簡単:

・水100mlに食器用洗剤を大さじ1杯混ぜる

・布に浸して、ギュッと絞る

・窓ガラスを拭く

・乾拭きしないで、そのまま自然乾燥

洗剤の成分が薄い膜を作って、水滴がつきにくくなります。効果は1週間くらい続くので、週末の習慣にするといいですよ。

 

4.本気で結露をなくしたいなら?家を買うとき・リフォームするときの対策

「毎日の対策も大事だけど、根本的に解決したい!」

そんな方のために、住宅購入やリフォームで検討したい対策をご紹介します。

① 窓を高性能なものに変える

結露の主な発生場所は窓です。ここを変えるだけで劇的に改善します。

おすすめの窓対策:

 

内窓をつける(二重窓):今ある窓の内側にもう1枚窓を追加。工事も比較的簡単で、断熱効果バツグンです

 

ペアガラスに交換:2枚のガラスの間に空気の層があるタイプ。断熱性能がアップします

樹脂サッシに変更:アルミのサッシは冷たくなりやすいので結露しやすい。樹脂製に変えるだけでかなり違います

 

中古住宅を探している方は、窓の性能もチェックポイントに入れておくといいですよ!

② 換気システムを整える

「換気って、窓を開けるだけじゃダメなの?」

もちろん窓を開けるのも大事ですが、24時間換気システムがあれば、自動的に空気を入れ替えてくれます。

古い家だと換気システムがなかったり、あっても古くて効率が悪かったりすることも。リフォームのタイミングで見直すと、結露だけじゃなく空気の質も良くなって一石二鳥です。

③ 断熱リフォームで快適度アップ

壁や天井に断熱材を入れると、外の冷気が入りにくくなって結露も減ります。

断熱リフォームのいいところ:

 

結露が減る

暖房効率が上がって電気代が安くなる

部屋ごとの温度差が小さくなって、冬のお風呂も怖くない!

 

断熱リフォームには補助金が使えることもあるので、お得に快適になるチャンスです。

 

まとめ:結露対策で、冬をもっと快適に!

結露は、暖かい部屋と冷たい窓の温度差で発生します。

放っておくとカビやダニの温床になり、家も傷むし健康にも悪影響…。

今日からできること:

 

こまめに換気(5分でOK!)

加湿器の使いすぎに注意

扇風機で空気を動かす

洗剤で窓をコーティング

 

根本的に解決するなら:

 

高性能な窓に交換

換気システムを整える

断熱リフォーム

 

 

結露でお困りの方、これから家を買う方、リフォームを考えている方、ぜひ当社にご相談ください!

中古住宅をお探しの際は、「この家は結露しにくいかな?」というチェックポイントもアドバイスします。すでに結露に悩まされている方には、窓の交換や断熱リフォームなど、ピッタリの解決策をご提案しますよ。

快適で健康的な暮らしを実現するお手伝い、私たちにお任せください。

お気軽にご相談くださいね!

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