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2023-12-28更新

不動産売却の基礎知識【不動産売却は仲介?買取?】

 

 

不動産売却は、一生のうちに何度も行うものではなく、多くの人が不安や悩みを抱えていることでしょう。

不動産売却したいけど、「何からすればいいのか分からない」という方は多くいると思います。

不動産売却がどのように行われるのか、なかなかイメージが付きにくいのではないでしょうか。

特に初めての不動産売却なら不安も大きく、分からないことだらけで悩んでしまいますよね。

不動産の売却を決めたら、まずは「なぜ売却したいのか」「いくらで売却したいのか」「いつまでに売却したいのか」を明確にしておきましょう。

売却理由や条件をしっかり決めておけば、どの場面でも迷うことなく決断でき、売却がスムーズに進むでしょう。

この記事では不動産売却の基礎知識「不動産売買の方法」についてご紹介していきます。

不動産売却の方法は、「仲介」と「買取」の2つに分けられます。

〇不動産売却の方法①仲介

仲介は、不動産会社に依頼して買主を探す売却方法で、多くの人が仲介を選択します。

仲介のメリット
・希望する価格で売却しやすい
・複雑な手続きや売却活動をサポートしてもらえる

仲介のデメリット
・売却期間が長引くことがある
・売却が成立したら仲介手数料がかかる

仲介の大きなメリットは、希望する価格で売却しやすいことです。
人気で話題のあるエリアにある不動産や、新しい設備が整っているような不動産はさらに高く売却できる可能性があります。
また、仲介では、売主は不動産会社と「媒介契約」を結ぶことで、買主探しや売却活動をサポートしてもらえます。

媒介契約とは、不動産の売買や交換・賃貸借など、不動産会社に仲介業務を依頼する時に締結する契約のことです。

不動産会社との媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3つがあります。

〇媒介契約の種類
【専属専任媒介契約】
・専属担当による充実サポート
・週1回の売却活動の状況を報告
・売買は必ず担当者を通して行う

【専任媒介の契約】
・専属担当による充実サポート
・隔週での売却活動の状況報告
・自分で買主を見つけてもOK

【一般媒介契約】
・複数の不動産会社に売却を依頼できる

不動産会社とどの媒介契約を結ぶかによって、売却活動を行う上での不動産会社側の義務や契約期間などが異なります。

媒介契約後、売却活動を経て無事に不動産の売買契約が締結されたら、売主は成功報酬として不動産会社に「仲介手数料」を支払うことになります。
仲介手数料は、どの媒介契約を結んでも一律で、売却が成立した時にのみ支払います。

仲介はこんな人にオススメ
・できるだけ高く売却したい人
・不動産売却が初めての人
・手厚い売却サポートを求める人
・築年数が比較的新しい不動産を売却したい人

〇不動産売却の方法②買取

買取とは、不動産会社に不動産を直接買い取ってもらう売却方法です。

買取のメリット
・最短日数で売却・現金化できる
・仲介手数料や契約不適合責任がない
・周囲に知られず売却できる

買取のデメリット
・相場より2~3割安い価格になる
・すべての不動産が買取対象とは限らない

買取では、買主を探したり、内覧などの売却活動を行う必要がないので、早く・確実に売却できます。

また、チラシや広告を出さないので、周囲に知られることなく売却でき、仲介では売却が難しい不動産でも売却できる可能性があります。

仲介では売却が難しい不動産とは、たとえば以下のようなものがあります。

・事故物件
・築年数が古い物件
・人気のないエリアにある物件
・再建築不可物件

※ただし、仲介で売却した時と比べて売却価格が7割程度になることや、全ての不動産が買取対象ではないことがあります。
買取は、できるだけ高く売却したいというケースでは不向きと言えるので、まずは仲介で売り出してみることをおすすめします。

買取はこんな人にオススメ
・不要な不動産をできるだけ早く手放したい人
・仲介では難しい不動産を売却したい人
・遠方に引っ越す前に早く売却したい人

 

不動産を売却をしようと思ったときにまずは仲介で売りに出すのか、買取で買ってもらうのか二つの選択肢をご紹介してきました。

それぞれの方の事情もあるかと思います。

ご自身にあった売却方法が分からないという方もお気軽にご相談いただければ、お客様に合った売却プランをご提案させていただきます。

どんな小さなご不明点・ご不安も松坂産業(株)へご相談ください。

次回は「不動産売却の流れ」についてご紹介していきます♪

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