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2024-11-08更新

竹中大工道具館 ~ その① ~

先日、兵庫県神戸市中央区にある博物館 【竹中大工道具館】へ行ってきました!
人生で一度は行ってみたかった場所なので、前日行ったUSJより、テンションがあがりました(^^;)

 

まず一番に展示されていたのは、弥生時代から古墳時代まで使われていたであろう道具

驚いた事に現代の道具とほぼ形が同じで、刃の鋭さは別としても、そんな昔から形がほとんど変わらず、現代まで使われているというのは、無駄を省いて実用的に考え、改良されていった形態なのだと思いました!

この時代の道具は切るというよりも剥ぐ、割る、裂くという感じだったのかなと思います。

 

次に5〜7世紀頃の道具は、現代の鑿(ノミ)や、鋸(ノコギリ)のような道具
この頃は、寺や城などの製材技術が革新されていったそうです。

現代のプレカットのような綺麗な木材ではなく、曲がった癖のある木を、その癖毎に使う場所や、切り方を工夫して使っていったそうです。

当然、レーザーやレベルなんかない時代に、現代まで残る建物を作った昔の大工さんは、神様のような扱いだったと師匠が言っていたのを思い出しました!

 

 

昔の建物を作っていた道具を見ていると、今の電動工具のようなものは当然無く、時間もお金もかかっていたのは当たり前なのがよく分かりますよね。

そして、今のような使い捨てみたいな道具は無く、徹底的に研いで最後の最後まで使われていた道具が、大工さんの手足のようになるのは当然です!

 

私の師匠も、道具を落としたり投げたりして乱暴に扱ったら、よく怒っていたのを思い出しました(反省・・・↷)

【 竹中大工道具館 】

兵庫県神戸市中央区熊内町7丁目5-1  電話:078-242-0216

営業時間:9:30~16:30(月曜日休館)

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