コラム

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2024-06-18更新

知って得する!不動産豆知識♪

みなさんこんにちは(^^♪
本日は知っていれば人に話したくなる不動産の豆知識についてご紹介します!

 

①徒歩〇分は何メートル?

物件情報を見た時に「徒歩〇分」と記載されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
最寄り駅からの距離を示す単位として使われているこれにも、実は明確な基準が定められているんです!

不動産広告における徒歩1分は80mに統一されています。
この基準は公正競争規約施行規則において定められているもので、実際に公正取引委員会の女性職員がハイヒールを履いて実測したそうです。
一般的な健康体の女性が歩くスピードとして基準にされているんですね。
なお、80mから端数が出た場合は、表示を1分切り上げる決まりになっています。
駅まで800mちょうどなら徒歩10分と表示できますが、810mでは徒歩11分と表示しなければなりません。

また歩道橋や坂道、信号などの存在は考慮されていません。
そのため徒歩10分と表示されている物件から駅まで歩いてみると、実際にはさらに時間がかかる場合もありますので、物件を検討されている方は要注意です。

 

②部屋の大きさを表す「帖」と「畳」違いは?

どちらも”じょう”と読む「畳」と「帖」は、どちらも同じ広さを表す単位です。
同一の単位を異なる字で表現する理由は、和室と洋室を区別するためとされているんです。
和室なら畳の枚数を見れば、おおよその広さを感じ取れるでしょう。
しかし洋室はひと目見ただけでは直感的に広さがわかりにくいため、畳に換算するとどの程度の広さなのか、伝わりやすくしています。

実際の畳の大きさは、地域や住宅形態によって異なります。
地域によって畳の大きさは異なるため、実際の畳を基準にはできないんです。
そのため、不動産広告においては、
1畳=0.5坪=1.62㎡としています。

 

③「DK」の物件と「LDK」の物件の違いは?

物件の間取りは「○DK」「○LDK」といった表記で表されます。
これは部屋数とキッチンの広さを表していますが、このDK、LDKの表記もまた一定の基準が定められているんです。

キッチンの広さを表すDK(ダイニングキッチン)、LDK(リビング+ダイニングキッチン)は、物件の部屋数に応じてそれぞれ広さが異なります。


部屋数が1部屋(4.5畳以上8畳以下)だった場合 DKと表記
部屋数が2部屋(6畳以上10畳以下)だった場合 DKと表記

部屋数が1部屋(8畳以上)だった場合 LDKと表記
部屋数が2部屋(10畳以上)だった場合 LDKと表記

DKは、キッチンに食事場所となるダイニングが隣接。
LDKはDKに居間となるリビングが隣接している構造というイメージを持つ方も多いでしょう。

しかし明確な構造の差に基準があるわけではなく、キッチンに隣接する空間の広さだけで呼び名が変わります。

④「テラス」「ベランダ」「バルコニー」の違いは?

住宅に付随する屋外スペースは「テラス」「ベランダ」「バルコニー」の名称で呼ばれます。
混同しがちな屋外スペースの呼び名ですが、これらもそれぞれ一定のルールによって明確に区別されています。

「テラス」
テラスは、1階に設置された屋外スペースの呼び名です。
主に建物の外で地面より一段高くなっているスペースを指しており、和風建築においては縁側と呼ばれています。

「ベランダ」「バルコニー」
ベランダは2階以上の部屋に設置されている、人の出入りを前提とした屋根ありの張り出しスペースを指しています。
またマンションにおいては、1階であっても同様の形状で造られているなら、同様にベランダとされます。

バルコニーはベランダと同じく2階以上に設置される、屋根がない手すり付きスペースの名称です。
上階のベランダの床が屋根になると、広さにかかわらずベランダに分類されます。

なお、下階の屋根部分を利用した広いバルコニーはルーフバルコニー、または屋上テラスと呼ばれます。

 

まとめ
物件資料に記載される単位は、実は全国共通のルールとして使用されているんです。
知っているとご自身で物件を探される際により多くの情報を得ることができると思います。

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