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2025-11-17更新

人気の間取りTOP3徹底解説!メリット・デメリットと後悔しない選び方

後悔しない家づくりの第一歩は「間取り選び」
新しい家での暮らしを思い描くとき、真っ先に悩むのが間取りではないでしょうか。

「リビングは広く取りたい」「収納はたくさん欲しい」など、理想は尽きませんが、家づくりは一生に一度の大きな買い物です。
後になって「こうしておけばよかった!」と後悔しないためにも、人気の間取りのメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

このコラムでは、最新の住宅トレンドの中から、特に注目度の高い人気の間取りTOP3を徹底解説します。
家族構成やライフスタイルに合わせて、本当に必要な間取りを見つけるヒントにしてください。

第1位:ゆったり過ごせる大空間!「広めのLDK」
近年、最も人気を集めているのが、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)を一体化させ、広さを最大限に確保した間取りです。

これは、家族が顔を合わせる時間を大切にするライフスタイルが増えていることの表れとも言えるでしょう。

◎メリット
・開放感と採光:壁が少なくなる分、部屋全体に光が行き渡り、実際の面積以上に広く感じられます。

・家族のコミュニケーション:料理中でもリビングの家族と会話ができ、子どもが遊ぶ様子を見守れる「見守り動線」が生まれます。

・多用途な活用:来客時にも大人数でゆったり過ごせ、ホームパーティーなども楽しめます。

✕デメリット
・冷暖房効率の低下: 空間が広い分、夏場や冬場はエアコンの効きが悪くなり、光熱費が高くなる傾向があります。

・においや音の拡散: キッチンからの調理中のにおいや、リビングでのテレビの音が家全体に広がりやすくなります。

・プライバシーの確保: 常に家族の気配を感じられる反面、一人になりたい時や集中したい時に適した「こもり部屋」がないと困ることがあります。

◇おすすめの家族構成

小さなお子様がいるご家庭:目を離さずに家事と育児を両立したい場合。
夫婦の会話を大切にしたいご家庭:広い空間でそれぞれの時間を過ごしながらも、お互いの気配を感じたい場合。

第2位:家事効率を最優先!「回遊できる間取り」
近年、共働き世帯の増加に伴い、家事にかかる時間をいかに短縮するかが間取り選びの重要なテーマとなっています。
そこで人気を集めているのが、生活や家事の動線がスムーズにつながり、行き止まりがない「回遊できる間取り」です。
これは、キッチン、洗面所、浴室、そしてファミリークローゼットなどの水回りや収納スペースが、文字通りグルグルと回れるように配置された設計を指します。

◎メリット
・家事動線の劇的な改善:複数の家事を並行して行う際、最短ルートで移動できるため、移動にかかる時間や手間を大幅に削減できます。特に洗濯物を「洗う→干す→しまう」の流れがスムーズになります。

・混雑の解消:家族が朝の準備で洗面所やキッチン周りに集中しても、通り抜けられる経路があるため、渋滞せずストレスが軽減されます。

・デッドスペースの削減:行き止まりがないため、通路を兼ねた収納などを配置しやすく、空間を有効活用できます。

✕デメリット
・壁が増える可能性がある: 回遊性を高めるために、廊下や通路部分の面積が広くなったり、間仕切り壁が多くなったりする場合があります。

・プライバシーの確保に注意: 複数方向からアクセスできるということは、来客時などにLDKから水回りなどが丸見えにならないよう、配置や扉の設置に注意が必要です。

・建築コスト: 通路や扉が増える分、シンプルな長方形の間取りに比べ、わずかに建築コストが上がる可能性があります。

◇おすすめ家族構成
共働き世帯:朝の忙しい時間帯に効率的に家事をこなしたい場合。
子育てが一段落したご家庭:趣味の時間や夫婦の時間を確保するために、家事の時短を重視したい場合。

第3位:収納力にこだわる!「ファミリークローゼット」
家全体で収納を確保することも重要ですが、近年は「どこに」「何を」収納するかを明確にした間取りが人気です。
その代表格が、家族全員の衣類をまとめて収納できるファミリークゼットです。

ファミリークローゼットを設けることで、各部屋に大きなクローゼットを設ける必要がなくなり、各部屋の空間を有効に使えるようになります。

◎メリット
・片付けの効率化:家族全員の衣類や小物を一箇所に集約することで、洗濯物を各部屋に配る手間がなくなり、時短につながります。

・ライフスタイルの変化に対応:子どもの成長や独立などで衣類の量が変化しても、可動式の棚などを活用すれば柔軟に対応できます。

・各部屋の有効活用:各個室のクローゼットスペースが不要になるため、部屋を広々と使えるようになり、家具の配置もしやすくなります。

✕デメリット
・配置場所の検討が必要: ファミリークローゼットの場所が悪いと、結局衣類を持って家の中を移動する手間が発生します。洗面所や浴室、主寝室などに近い最適な動線を確保する必要があります。

・換気が必須: 湿気がこもりやすいため、窓や換気扇を設けてカビ対策をしないと、大切な衣類が傷む原因になります。

・散らかりやすさ: 便利な反面、とりあえず押し込んでしまう「一時置き場」になりやすく、定期的な整理をしないと使い勝手が悪くなる可能性があります。

◇おすすめ家族構成
・子育て中のご家庭:家族の洗濯物の量が多い時期に、家事の負担を軽減したい場合。

・衣類やコレクションが多いご家庭:季節ごとのものをまとめて管理したい場合

 

◆後悔しない!間取り選びで考えるべき3つのポイント
①「今」だけでなく「10年後」を想像する
お子様の成長や巣立ち、ご自身の定年後など、家族構成やライフスタイルは必ず変化します。
特に個室の数や将来の部屋の仕切り方など、可変性を意識して間取りを検討しましょう。

②収納は「量」よりも「使う場所」
「収納が多い家=使いやすい家」とは限りません。
どこで何を使い、どこに何をしまうかという生活動線に合わせた収納(使う場所の近く)を確保することが、散らかりにくい家につながります。

③プロと「理想の暮らし」を共有する
間取り図だけを見て決めるのではなく、「朝はバタバタしたくない」「休日は家で友人を呼びたい」といった理想の暮らし方を不動産会社の担当者に伝えることが最も重要です。
プロの視点から、お客様のイメージを具体的な間取りに落とし込む提案が可能です。

 

◎理想の住まいづくりは、ぜひ私たちにご相談ください
人気の間取りには魅力的なメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。
大切なのは、貴方様ご家族のライフスタイルに本当に合った間取りを選ぶことです。

弊社では、お客様の現在の悩みや将来の計画をしっかりヒアリングし、後悔のない間取り選びをサポートいたします。

「この間取りで本当にいいのかな?」 「私たちの要望に合う間取りはある?」

そんな疑問をお持ちでしたら、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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