コラム

コラム
2025-08-27更新

築30年、リフォームか建て替えか迷ったら?プロが教える判断ポイント

「そろそろ家のあちこちが傷んできたけど、リフォームで済むのかな?それとも建て替えた方がいいの?」
「和室を洋室に変えたいけど、費用がどれくらいかかるのか不安…」
こんなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか?

築20年〜30年を過ぎたお家では、「住まいの選択」を迫られるタイミングが訪れます。この記事では、リフォームと建て替え、どちらを選ぶべきか、判断のポイントをわかりやすく解説します。

?リフォームと建て替え、それぞれの特徴とは?

まず、それぞれのメリット・デメリットを簡単に整理しておきましょう。

リフォームは、今のお住まいを活かしながら必要な部分を修繕・改修する方法です。
費用は比較的安く、数十万円〜数百万円程度で済むことが多く、工事期間も短めです。内装の変更や設備の交換、間取りの一部変更などが対象になります。
また、手続きが比較的簡単で、今の家の構造を活かせるため、環境にもやさしいという特徴があります。

一方で建て替えは、既存の建物をすべて解体し、新しく家を建て直す方法です。
こちらは自由度が非常に高く、間取りも設備も一新できますが、その分コストは高くなり、一般的には1,000万円を超えることも珍しくありません。
工事期間も長く、申請や許可などの手続きも多くなります。さらに、建て替え後は新築扱いになるため、固定資産税が上がる場合があります。

このように、費用・工期・柔軟性・手続き面などで、それぞれにメリット・デメリットがあるのです。

判断ポイント① 建物の「構造」と「傷み具合」

まず確認すべきは、現在のお住まいの構造部分に大きな劣化がないかどうかです。
以下の点をチェックしてみてください。

  • 基礎や土台にひび割れがないか

  • シロアリによる被害が出ていないか

  • 屋根や外壁の老朽化が進んでいないか

  • 給排水管や電気系統が著しく古くなっていないか

こうした問題が軽度であれば、リフォームで十分対応できることが多いです。
ただし、建物全体に大きな構造的な問題がある場合は、安全面や将来のメンテナンス性を考慮して、建て替えを視野に入れるのも良い判断です。

判断ポイント② ライフスタイルの変化

今後の暮らしをどうしたいかも大きなポイントです。

たとえば、

  • お子さまが独立して部屋数が余っている

  • バリアフリー対応を考えている

  • テレワークのためのワークスペースが欲しい

こういった場合、必要な空間を増やす・減らすなどの大きな間取り変更が必要になることがあります。
リフォームでもある程度対応できますが、制約があるため、希望通りの変更が難しいこともあります。
一方、建て替えなら自由な設計が可能なので、将来の暮らしにフィットした住まいを実現できます。

判断ポイント③ 費用と補助金の活用

リフォームのメリットのひとつが、予算に合わせて工事の範囲を調整しやすい点です。
また、耐震・断熱・省エネといった機能向上を目的としたリフォームには、国や自治体からの補助金が活用できるケースもあります。

一方、建て替えは初期費用が大きくなりますが、構造から刷新されるため、その後のメンテナンスや光熱費などを抑えられる可能性もあります。
長期的な視点で「暮らしのコスト」を考えるのも大切です。

和室から洋室へのリフォームは人気の施工例

「畳の部屋をフローリングに変えたい」「押し入れをクローゼットに変えたい」などのご相談は、非常に多く寄せられています。
こうした部分的なリフォームであれば、施工期間も比較的短く、費用も抑えることができます。

例えば、6畳の和室を洋室に変更する場合、工期は2日〜1週間程度、費用は15万円〜40万円程度が目安となります(内容により異なります)。

ちょっとしたリフォームで、お部屋の印象も使い勝手も大きく変わりますよ。

まとめ:プロに相談して「納得できる選択」を

リフォームか建て替えかを決める際は、家の状態、今後のライフスタイル、そして予算の3つのバランスをしっかりと見極めることが大切です。
「どちらが正解か」ではなく、「自分たちにとって何が最適か」を知るために、まずは専門家に相談してみるのが近道です。

☎当社では無料の建物診断や相談を実施中!
リフォームでも建て替えでも、メリット・デメリットをしっかりお伝えしながら、お客様にとってベストなご提案をいたします。
お気軽にご相談ください!

最新の投稿

お知らせ記事一覧→

ご成約記事一覧→

コラム記事一覧→

ブログ記事一覧→

月別アーカイブ-
年別アーカイブ

お問い合わせ・資料請求はお気軽に!

  • 福山イクラ不動産
  • 府中イクラ不動産