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2024-11-27更新竹中大工道具館 ~ その② ~
【 竹中大工道具館 】 兵庫県神戸市
前回の続き ・・・
13世紀から17世紀以降は、刃物の時代と言っていいのでは!というほど
切る道具が良くなっていると思いました。
鋸(ノコギリ)や 鑿(ノミ)などの、切れ味が鋭くなった何かしらの理由が
あったのでしょうね!
この頃の道具は、もはや現代の大工道具と変わらない、もしくは今以上の
良い鋼や鉄が使われていたのではないかと思います。
桃山天満宮を作った時代の大工さんの道具は、電動工具が無いだけで
現代と同じ道具が使われていたそうです。
これ凄いと思いませんか!?
≒200年前くらいから大工道具って形が変わってないってことですよね!?
しかも驚いたのが、ドイツ、ヨーロッパ、フランスもほぼ同じような道具を
使っているということです!
当然、電話やネットなんか無い時代で、巡り巡って大工道具が渡った可能性は
ありますが、話し合ったように同じような道具を使うって凄いですよね!!
人種や言葉が違っても 【衣】【食】【住】は世界共通
特に住居は人間にとってとても大切で、それを作る人達=大工さんが
どんな時代も必要な仕事だというのを道具を通じて感じました。